2024.6.13撮影
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
カワセミ
鮮やかな水色の体と長いくちばしが特徴
カワセミはブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に属する鳥。鮮やかな水色の体と長いくちばしが特徴で、ヒスイ、青い宝石と呼ばれることもあります。
『高森町の動植物』では160ページ。
後頭部から背のコバルトブルーとオレンジの胸が美しいので、人気のある鳥です。ところが、神経質な鳥で、人が近づくとすぐに「チィーッ」と細い声で鳴きながら水面近くを飛び去ってしまい、姿を見ることはなかなか困難です。天竜川や支流の浅くて流れの緩い場所で、川に突き出た木の枝や大きな石の上にじっと止まっている姿をよく見ます。そして、水中をみつめていたかと思うと、突然鋭く水中に飛び込み長いくちばしで魚を捕まえて、また止まり木に戻り、魚を頭から飲み込みます。巣は岸辺の土手などにできた垂直な土の壁に奥行50㎝くらいの穴を掘ってつくります。高森町でカワセミが確認された場所は、天竜川とそこに流れ込む支流の下流部と農耕地に囲まれたため池でした。まだ繁殖の確認はできていません。
2024.6.13撮影
カワセミは、その鮮やかな羽色と素早い動きで自然観察者やバードウォッチャーに非常に人気があります。日本各地で見ることができ、特に静かな水辺でその美しい姿を見ることができます。
野鳥は警戒心が強いので、ハッキリ大きく撮りたくても近づくのに限界があります。あと、人間が近づいてくると野鳥にストレスも与えてしまうでしょうからね~。大きい望遠レンズが欲しくなるわけですよ。
2024.7.11撮影
天竜川の、あまり流れの早くないところでたまに見かけます。高森町では過去、人工の巣を作って繁殖に成功したことがあるそうです。天竜川のどこかに巣があって、そこから山に出勤してきていると思われます。
2024.8.4撮影
天竜川の中州の端っこにいたのですが、遠い・・・。たまにサギ類に追いかけられたりしながら頑張って狩りをしています。この個体は胸の赤身がくすんでいるので、もしかしたら1年生かも知れません。
2024.9.23撮影
1か月くらい前に池の水がほぼ全部抜けてしまった事故があってから、めっきり姿を見かけることが少なくなっていました。けっこうな頻度で巡回していたのですが、今日やっとお行き会いできました。
2024.9.23撮影
餌になる小魚が減ってしまったかもしれず、小魚の数が復活するまでは来てくれないかと思っていたので、「おるじゃん!」ってだいぶ嬉しかったです。