嘘みたいだろ青いんだぜ~全国的におるしもちろん南信州にもおるオオルリ。目立つっていうけど、そんなん野鳥マニア基準の話でまぁ見つからん。
2024.6.4撮影
スズメ目ヒタキ科
和名 オオルリ
東南アジアに広く分布 インドシナ半島付近で越冬
高森町の動植物でいうと173ページ。
春先、南の地方からやってきて、低地から亜高山下部までの明るい林に棲みますが、谷川沿いの傾斜地を好むようです。段丘崖や山地の谷沿いの林ではよく見かける鳥の一種です。渡ってきて間もない春先、濃い瑠璃色の背と白い腹部で目立つ雄は、高い木の梢に止まり大きな美しい声で囀るのでよく目立ちます。
2024.5.24撮影
雌は地味な色なのであまり目立ちません。普段は崖や岩のくぼみにコケで巣を作り繁殖しますが、巣箱や建物の隙間などに巣を作ることもあります。
2024.5.24撮影
他のヒタキ科の鳥と同様に、枝に止まり、空中を飛び回る虫を見つけると飛びついて捕まえます。
オオルリは、その美しい姿と声で古くから日本の詩や文学に登場しています。特に江戸時代の俳句や和歌には、オオルリに言及した作品が数多く存在します。その中でも、松尾芭蕉の弟子である与謝蕪村が詠んだ句が有名です。
与謝蕪村の句:
「春の夜や 大瑠璃鳴いて 水清し」
この句は、春の夜にオオルリの美しい鳴き声が響き渡り、清らかな水の音と共鳴している情景を描いています。蕪村は自然の美しさとその瞬間の静けさを、この一瞬に凝縮して表現しています。
2024.6.4撮影
背中が「青」って感じなんですよ。正面から見たらほぼ白黒。