\高森町で初開催/第69回ちびっこサッカーフレンドリーin高森~500人超の人出でほたるパークが賑やかに

飯伊、上伊那、諏訪、松本から合計21チームが集結
ちびっこサッカーフレンドリー
2025年2月16日山吹ほたるパークサッカー場
2月16日に「ちびっこサッカーフレンドリー」in高森が開催されました。小学校1・2年生を対象とした交流会で、飯田下伊那から8チーム、上伊那から4チーム、諏訪地区から4チーム、松本地区から5チーム、合計21チームが山吹ほたるパークに集まりました。(1年生:5チーム、2年生:16チーム)

「ちびっこサッカーフレンドリー」は2006年に始まった歴史あるイベントで、69回目となる今回、初めて高森町で開催されることになりました。会場はもちろん山吹ほたるパークサッカー場。小さなコートを6面作って、6人制のローカルルールで交流試合を行いました。

1,2年生は、高学年と比べると試合数が少ないので、このイベントは他チームとの交流を体験できる機会に乏しい1,2年生が、他地域のチームと対戦できる希少ない場となっています。ほたるパークサッカー場に入るのが初めてというチームがほとんどで、高学年と違い、試合の機会が少ない1・2年生が交流の少ない他の地域のチームと対戦する事で新しい体験が出来たと思います。
このイベントは単なるトレーニングマッチや大会とは違い、
・勝ち負けにこだわらない
・得点は記録しない
・チーム全員が試合にでる
・コーチはベンチから大声で指示を出さない
・とにかく楽しむ!
という特別ルールがあります。
とはいえ子供達は勝てば嬉しい、敗ければ悔しいというのが心情ですが、それでも上手にモチベーションを挙げるのはコーチ達の力量です。

土のグランドでは、コケると痛いので、ほどほどのプレーしかしなくなってしまう子供たちですが、人工芝ではコケても痛くないので、思いっきりプレー出来るんです。
保護者の皆さんもコートを囲み『がんばれ~!』と声援を送り、サッカー場がより賑やかになりました。

お昼休みには親子が参加できる楽しいレクリエーションを行い、子供も大人も思いっきり遊びました。この日のサッカー場には、選手、親御さん、コーチなどを合わせると500人を超える入場がありました。
サッカー協会管轄の公式戦も大事ですが、この様にちびっ子達が思いっきり楽しめるイベントもこれからたくさん開催してほしいです。

この大会では、2011年から『ネットワークKizuna~きずな~信州』というボランティア団体に参加費を寄付しています。東日本大震災で家や学校、サッカーが出来るグラウンドを失ってしまった東北のサッカー少年達をこちらに招いて大会を数年に渡り開催したこともあります。その時の交通費、宿泊費はネットワークKizunaが集めた募金や寄付で賄われました。そして今でも毎年クリスマスには東北の保育園を訪問して子供達にクリスマスプレゼントを送っています。
ちびっこサッカーフレンドリーに参加した子供達には、募金を通して『僕たちは東北の震災の事を忘れていないよ!』という思いと、普通にサッカーが出来るありがたみを少しでも感じてもらえたらと思っています。
これから先もずっと続けていきたいイベントの一つです。

エスカーダ高森では、随時チームメイトを募集しています。
▶エスカーダ高森HP
情報提供:岡本さん