2024.8.1撮影
鵜飼いで有名な
カワウ
カツオドリ目ウ科ウ属カワウ 留鳥
サギと同じように天竜川の中州で休憩しているところをみかけるカワウ。1980年代、河川の汚れで数を減らしたものの、公害規制によって河川が清浄化されると、餌となる魚が増えたためカワウも増えました。サギの漁は浅瀬に限定されますが、カワウの漁は潜って泳ぐので魚の逃げ場がありません。魚にとっての脅威はえぐいっすよ。
高森町の動植物では158ページ。カワウは、カラスのように全身が黒く首が長い大きな鳥です。川の上空を集団で並んで飛んだり、石の上で立ち、羽根を広げて乾かしていたりする姿がよく目立ちます。今から30年ほど前に、下流の平岡ダムで確認されて以降、年々個体数を増やして今では天竜川全域に分布しています。流れの穏やかな淵や平瀬で、水面を泳いでいたかと思うと突然水中に潜り、アユやウグイなどを捕まえて丸呑みにします。そのため、潜って魚を捕ることができない早瀬や浅い場所はほとんど利用しません。
かつては全国にたくさん棲んでいましたが、だんだんと減り、繁殖コロニーが見つからない状態でした。ところが、今では全国的に個体数が増え、繁殖地も各地に広がっています。今度は増えすぎたために、捕食による鮎などの魚への影響を心配しなければならなくなり、最近では琵琶湖をはじめ全国各地で、いろいろな方法でこの鳥の駆除を試みています。天竜川でも、下伊那や上伊那で、銃による駆除を実施しています。そのためか以前は高森でも100羽前後の群れを見ましたが、最近は20羽以上の群れを見ることは少なくなりました。
この鳥は群れ性が強く、たくさんのつがいが集まって繁殖したり(繁殖コロニー)、集団で並んで飛んだり、夜になると周辺の個体が一つの林に集まって寝たり(集団塒(ねぐら))します。
2024.7.15撮影
子どもたちのために釣り大会を企画するも
牛牧さかなクラブの天敵
ニジマス全滅
牛牧区の有志がつくる『牛牧さかなクラブ』は、5年前に南沢の堤にニジマスを放し、子どもたちの釣り大会などを企画していました。1年目は良かったのですが、2年目以降ニジマスがいなくなり、いくら追加しても全然釣れなくなってしまいました。
実はカワウの漁場になっていたようで、人が池に近づくとウが飛び立っていくというシーンが多く目撃されていました。
ニジマスを無尽蔵に追加するほどの予算もないため、最近はもっぱら草を刈る管理だけをやる場所になってしまいました。
2024.7.17撮影
もうね、黒のウエットスーツと黒のフィンをつけたダイバーですよ。
2024.8.10撮影
風と日光で羽根を乾かしている様子。しばらくこのポーズ維持してます。
鵜匠は宮内庁職員
鵜匠は宮内庁の職員で、皇族に鮎を届ける職責を負っています。 皇室向けの鮎を捕るための漁は、6月から8月の夜に8回行われます。 長良川には、この漁のために特別な場所が設けられ、 普段の漁場より上流に設けられる特別区域では、他のいかなる漁も行うことはできません。
2024.9.12撮影 知多
知多半島行く用事があったので、普段は撮れないウミウとウミネコ。これで距離が150mくらいあったので、超望遠でもこれが限界。しかも海風でレンズが煽られる、いい修行になりました。