2024.7.2撮影
鳥綱キジ目キジ科コジュケイ属 留鳥
小綬鶏(コジュケイ)
「チョットコイ!」言うくせに姿見せない
鳴声はけっこうな頻度で耳にするのに、姿を見たことが無い鳥の一種、コジュケイ。や~っと撮れましたよ。こんな鳥です。なんつーの、ちょっと、こう・・・、んー、美味しそう。
高森町の動植物では167ページ。役場南の段丘崖から「チョットコイ・チョットコイ」と朗らかに大きな声で鳴く鳥がコジュケイです。チャボくらいの大きさで、全体は暗い茶色をしていますが、顔の部分は赤身を帯びた茶色です。やぶの茂った林などに棲み、地面の草や落ち葉の下の木の実や虫などを食べています。雛連れの家族が道路を横切る姿を見かけることがありますが、驚くとそれぞれがばらばらに低く飛び林に潜り込んでしまいます。
元来、中国南部に生息する鳥ですが、1920年(大正9年)頃に狩猟鳥として日本に放鳥されました。今では、自然繁殖によて数を増やし、九州から東北までの雪の少ない地方に生息しています。
2024.7.2撮影