【マツカワたがやすかいぎvol.8】今回のメインキャストは信州まし野ワイン㈱醸造主任の須山さん

信州まし野ワイン㈱の醸造主任

去る1月29日(月)、松川町にあるBAR#180さんを会場に「マツカワ たがやすかいぎ vol.8」を開催しました。

今回のメインキャストは信州まし野ワイン(株)で醸造主任をされている須山造さん。描く夢は「りんご×加工=アートをつくりたい」。

月曜日の夜にも関わらず多くの方にご参加いただき、大いに盛り上がりました!

何といっても、須山さんの哲学的な問いかけのプレゼンに、参加者一人ひとりが「生き方」「あり方」を考えさせられる時間になりました。
りんごのお酒を造る仕事柄、2024年にやりたいこととして、「すべてをりんごに集約したい」との話から始まりました。きっかけはフランスの印象派の画家セザンヌ。りんごというありふれたものを題材にすることで、世界に新しいものの見方を提示したセザンヌに触発されて、「りんごで自分をびっくりさせたい」「りんごの『今』を更新したい」「りんごの『エモ』を掘り起こしたい」とのこと。
須山さんの感性に訴えかけるトークから、会場は徐々に須山さんの独特の世界観に引き込まれていきました。
全国のりんごの生産量や農業の担い手、年収などの客観的なデータを示して、今後農家の減少に伴い、国としても「農地の集約化」を進めていくことになるだろうと。「でもみなさん、それってつまらなくないですか?」と須山さん。
農地が集約化されていくことで、個性ある農家さんたちが創り上げてきた風土や文化、景観が変化していってしまうことはどうなんだろう?技術革新でりんごが1年中食べられるようになったとして、それって幸福なことなんだろうか?自然交雑がなくなることはいいこと?
須山さんの根っこには「資本主義とどう向き合っていったらよいのか」という大きな問いがありました。資本主義を否定するのではなく、向き合い方を考え続けている須山さん。出てきたひとつの答えは「アートに頼ろう」だったそうです。

これから具体的にやってみたいことは、りんごラジオの配信、りんごランタン、剪定したりんごの枝を使った焚き火会、りんご畑の美術館・博物館・・・と、りんごに絡めたユニークな夢がポンポン出てきました。

会場の参加者とはこんなやり取りも。
会場「資本主義社会のこの先には希望を感じていますか?それともあきらめを感じていますか?」
須山さん「資本主義では幸せになれないと気づいた若者が松川町に来ている気がする。そういう人を応援したい。」「これからはコモンズ(共有地)、みんなの財産という考え方が大切になってくると思う。」
会場「人間の本質的な部分は楽しむこと。須山さんはそこを創ろうとしているように感じる。」
須山さん「自分は未来予測や効率よく働くことはできない。個人の信念に沿って生きることが幸せにつながる。外から与えられたものを取っ払った後に、何が残るか。」
今回のたがやすかいぎは、参加者一人ひとりが自分自身の生き方を問いかける時間になりました。常に問いをもち、自分らしい生き方を模索する須山さんの姿にとても共感しました。これから須山さんの挑戦に注目していきたいと思います。須山さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

情報提供:マツカワたがやす会議

若い人達が「資本主義」とか気軽に声に出せて、しかも難しくてつまらない話じゃなくて未来に向かった話ができる場。おっさんが若者の邪魔をしない場、マツカワたがやす会議、いっすね~

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