町議会議員選挙6月30日の事前審査までに書類を持ち帰ったのは17人、事前審査は13人、駆込み予定1人

高森町議会議員選挙

投開票は7月20日


事前審査なしでぶっつけで立候補するのか
6月30日は、町議に立候補しようかなという人が、書類の不備がないことを事前に確認してもらうという日でした。これ、なんで必要かというと、7月15日に役場に行って立候補を申し出ようとしても、書類に不備があれば立候補を受け付けてもらえないので、そんなリスクを回避するためなんです。

この日までに立候補に必要な書類を持ち帰った人は17名と聞いています。そのうち事前審査を受けたのが13名。事前審査なしで15日までには準備を整えると表明している現職が1名で、今のところ定員ちょうどの14名が立候補予定ということのようです。

壬生町長スタイルとの相性

国からの補助金、助成金を活用するのが上手な壬生町長。サッカー場の新設、湯が洞御大の改修、福祉センターの建替えと、大きな建設費がかかる工事を次々と進めています。町民にできるだけ負担をかけずに、より良い施設を残すために国からの補助金や助成金を使うのが壬生町長の得意なスタイルです。高森町に限らず、どこでもやってることですけど、スピード感が壬生町長の真骨頂なんですね。
でもこの手法が、補助金の期限や官庁による制限をクリアするために、町民への説明や意見募集が「やりました。」的に形骸化しているという声、少なくないです。説明会や意見交換会の出席者からは「言わされただけ」「計画の根本に問題があるのに、意見できるのは枝葉末節」という感想を聞きます。
今回の選挙、この壬生町長の手法に異を唱える立候補予定者が増えているように感じます。町民の声を町政に反映させるための議会、その力をもう一度信じてみる的な思い。町政を自分ごととして考えて、正当な権利を行使して行動を起こす人たちが当選すると、議会での議論がこれまでより充実する可能性があります。くれぐれも水掛け論の応酬にならないことを期待します。

そもそも町議選の選挙活動って

今回の選挙、選挙カーは使わないという計画の候補予定者もいます。子どもの昼寝時間を避けて活動するという方もいました。できるだけお金をかけない方向でというのもあるようです。
200から300票が当選ライン(今回はもっと低いかも)です。「町のために頑張ります」って気概のある人なら、一町民としての日常の暮らし方だけでそのくらいの票入るでしょ。地域とのかかわり方、隣近所の方との付き合い方、それが票につながります。国政の規模じゃないんだから、本来選挙活動なんてしなくても当選しますよ。
そういう意味でも、スピーカーで騒音出して選挙活動するとか、握手して回るとか、確かに不要かも知れませんね。

無投票っぽいから出るとか

立候補予定者の情報を集めているときに耳に入る噂。最初は立候補を表明せず、ずっと様子見。選挙になるなら出ない、無投票なら出るという人、いるんです、実際。
逆に、選挙にするためだけに出るという人もいます。その行動は町のためを思ってのことで、自分の身をささげてまで選挙を実現させて、当選してはならない人をあぶりだす、当選させたくないという理念は素晴らしいと思います。
やっぱり、選挙になるなら出ない、選挙にならないなら出るっていうのが一番、覚悟の中途半端さを感じます。こういう人を議員にしないためには選挙って大事なのかもしれません。

人格と議員の資質は無関係?

テレビでは議員の不倫問題とか問題発言とか取り上げられますが、みなさんは町議に人柄を求めますか? 

貴重な存在がありがたい

町づくりを真剣に考えて、議会の在り方から真剣に考えている議員さんを何人も知っています。定例会や委員会、勉強会や視察、規定以上の時間を町のために割いて、支持してくれる人には頻繁に活動報告をしている人も知っています。
有難いのは、たいして高くもない報酬で、自分の貴重な時間を町のために使ってくれるという献身の精神です。これは誰にでもできることではありません。だからり立候補してくれるみなさんの存在は尊いんです。

選挙になるかどうかは15日の夕方まで分かりませんが、暑い日が続く中、本業の他に選挙活動、大変だと思います、どうぞみなさんお体には十分お気をつけて実質5日間かな、乗り切って下さい。


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