ニホンリス
リス目リス科リス属ニホンリス
本州や四国に生息する日本の固有種『ニホンリス』は、冬になると耳先の毛が長くフサフサになります。なんか、エゾリスのイメージに近い感じ。
夏は草や木の葉が茂っているので、見つけにくいんですけど、冬は見つける確率があがります。
2024.12.5撮影
高森町の動植物では149ページ
リスの仲間は、ニホンリス、ムササビの2種類が確認されました。もう1種のモモンガは確認されませんでした。隣の松川町の山麓では記録されているので、高森町にも生息しているものと思われます。
ニホンリスの姿はネズミによく似ていますが、そのふさふさした尾のおかげで子どもに大人気の動物です。日中活動しているのでよく目撃されます。危険が迫るとキュルルルとい高音を発します。生活場所は主に樹上です。
体長
20~25cm、尾の長さは15~20cm。
体色
背中は夏毛が茶色っぽく、冬は灰色っぽい。腹部は白っぽい色合いが特徴。
生息
山地の森林や低山の針葉樹・広葉樹で見られ、どんぐりや木の実が豊富な場所を好みます。
クルミやドングリを集めて、何か所かに分けて地中や木に蓄えて、しかもそれを忘れてしまう残念な習性があります。でも、その忘れられた木の実が発芽することで植物が拡散しやすくなる面が森林資源の保全に役立ったり、何がどう作用するかなんて、分からんもんです。
2025.1.13撮影
町内では今年に入って天然記念物のヤマネが目撃されたという情報もありますよ。