まだやっちゃダメ。4月からだでな
プラごみの分別が変わります
環境水道課があらゆる手段で全力周知活動中!
令和6年4月から、プラスチックごみの出し方が変わります。環境水道課では、有線放送や広報、公式アカウントやチラシなど、ありとあらゆる手段で全町民にこのことを伝えようとしています。その一環として各地区に出向いて説明会も開いています。2月26日は牛牧地区の説明会が行われました。
新しい分別方法は4月からなので、今はまだ、今までの分別方法でお願いします。
今回、プラごみの出し方を変える理由は、2022年4月にプラスチック資源循環促進法というのが施行されて、全国的にプラスチックのリサイクル率を上げるようにというお達しが国から町にでているというのが一つ。それと、飯田下伊那地域では、稲葉クリーンセンターがキャパオーバーな状態なので、その負担を軽減しようというのがもう一つの理由。
プラごみ収集が隔週から毎週へ
プラごみの回数が2倍で出しやすく
プラごみを出しやすい環境を用意します
役場が可燃ごみを展開検査してみたところ、容器包装プラに出せるものがけっこう可燃の袋に入れられていることが多かったそうです。役場の分析では、可燃ごみが週3回もあるのに、プラごみ収集が月2回しかないのが、可燃ごみにプラごみが多く入れられる原因じゃないかということです。
だから、みんながプラごみを出しやすくするために、回収日を増やしてくれることになりました。
詳しくは全戸配布する冊子かスマホアプリで
(容器包装+その他プラ)じゃない
プラスチック資源=容器包装+プラスチック製品
新しくできる区分「プラスチック資源」は、これまでの「容器包装プラ」と、稲葉クリーンセンターができてから「燃やすごみ」に入れていたプラスチック類を一緒にしたようなものなんですけど、入れちゃいかんプラ製品があります。ゴムとか、シリコンとか靴、カバン、複合素材、あと塩ビパイプだめです。
詳しくは町で全戸配布するチラシと「家庭ごみ分別の手引き」っていう冊子を参考にしてください。あ、あとゴミ分別アプリの「さんあ~る」でも調べることができます。役場では、このスマホアプリ「さんあ~る」の使用をおススメしていました。
ペットボトルをすべてペットボトルに再生
Bottle to Bottle 水平リサイクル
サントリーホールディングスと連携した取り組み
これまで、高森町で集められたペットボトルは衣類などにリサイクルされていましたが、何回かリサイクルされた後は焼却処分されていました。令和6年4月からは、サントリーホールディングスと連携して、回収したペットボトルをすべてペットボトルとして再生する「水平リサイクル」に挑戦します。
参加者から寄せられた質問
プラスチック資源のごみ袋は、これまでの容器包装プラの袋と同じ値段で買えますか。
まだ金額が確定していませんが、プラスチック資源の袋は、容器包装プラの袋より厚くなるので、若干高くなる可能性があります。
外国製のペットボトルや、ペットボトル以外のペット製品はどんな扱いになりますか。
ペット製品でも、国内のリサイクルマークがないものは、ペットボトルじゃなくてプラスチック資源に入れてください。
肥料袋は50㎝以上あるので、刻んで小さくしないとプラスチック資源には出せませんか。
肥料袋は薄いし、50㎝より大きいけど、たいしたことないのでプラスチック資源で出しても大丈夫です。でも、出していいのは家庭菜園で使ったもの限定です。農業の方は産業廃棄物としてJAかどこかに相談してください。
50㎝より大きい肥料袋の中には塩ビ製のものもあるので、プラスチック資源に入れちゃいけないものもありそうです。
プラスチックと紙が使われているバインダーとかファイルは判断が難しそう。
完全に紙だけのバインダーは燃えるゴミですが、プラと紙が両方使われているようなバインダーは、大部分がプラスチックでできていると判断して、プラスチック資源に入れていただいて大丈夫です。
ちょっと話違うんだけど、お正月の可燃ごみ回収、休まずやってほしいです。
気持ちは山々なのですが、稲葉クリーンセンターがキャパオーバーで、最低限必要な定期メンテナンスがお正月くらいしかないので、やむを得ない部分もあります。
焼却炉って、プラ燃やした方が燃料の消費が少なくていいって聞いたことがあります。可燃ごみからプラを減らすと稲葉クリーンセンターで燃料の消費が増えてしまうのでは?
これについて稲葉クリーンセンターから回答もらっておりまして。「そんなことはない、大丈夫だ。」とのことです。それよりなによりまずゴミの総量を減らしてくれとの要望が来ているんです。