人口増は高森町だけ
南信州新聞2月2日の記事によると、この1年間で、下伊那14市町村中、高森町だけが人口増だったそうです。
転入転出を表す「社会増減」では高森(+103)の他に平谷(+1)、根羽(+5)、泰阜(+3)、喬木(+5)、大鹿(+16)が増加しました。
これに出生死亡を表す「自然増減」を加えたものが「人口増減」となるのですが、高森では自然増減が99人減でトータルの人口増減が+4という結果だったようです。
詳しくは南信州新聞2月2日版をご覧ください。
話のついでに推移を見てみる
回覧板や町づくり懇談会(通称:まちこん)で配られる資料に人口の推移も載っているので見てみます。役場のホームページからも閲覧できますよ。
平成22年頃をピークに減少傾向が始まっているようです。今朝(2月2日時点)役場のホームページには「人口 12,925人」と掲載されています。南信州新聞の記事では12,761人となっているので、そこからまた増えたんですね。
2016年に策定された「日本一のしあわせタウン総合戦略(前半)」によると、「高森町の人口は平成27年頃にピークを迎えつつあり、以降緩やかな減少局面に入ると予想されます。」とあるので、予想よりピークが早めだったことがわかります。
「日本一のしあわせタウン総合戦略(あらまし)」にはこんなグラフが。2020年の人口を13,098人まで維持するとありますが、これと比較すると今日(2022年2月2日)の12,925は目標より若干減ってしまっていますね。
とはいえ・・・
とはいえ、ですよ。2022年で若干名でも増加がみられたことは明るい材料です。これが一時的なものではなく、傾向として続くように自分たちにできることはないか、よーくよ~く考えることが大事じゃないでしょうか。