\7日まで!/ 山吹生まれで若くして渡米、野菜の開発や新聞を創刊して58歳で生涯を終えた寺澤さんの壮絶すぎる生きざまが時の駅で特別展で紹介されています。
8月7日まで資料館「時の駅」で特別展「寺澤畊夫とユタ日報」やってます。
寺澤畊夫(うねお)さんは、戦前の山吹生まれ。地元の青年会で活躍するイケイケな若者が24歳でアメリカに渡ります。人種差別が露骨な時代にユタ州で農園を経営し、「ユタセロリ」という新品種を開発してしまいます。
その後、新聞社に勤めたのがきっかけか『ユタ日報』って日刊新聞を始めます。「日系人のために役立つ情報をまとめたものが必要だよ。」という想いからの行動ですが、これがめちゃめちゃ難儀なことで。
新聞を始めてからも、莫大な借金をしてライバル紙を買収するなどイケイケっぷりは相変わらず。困難に襲われまくりですが生き方を緩めず、58歳のときに急性肺炎で亡くなるまで全力で走り抜けます。
町出身でも、あまり知られていないその苦難の生涯と業績に一度触れてみてはいかがでしょうか。
時の駅でも常設ではないので、今行かないと機会を逸しますよ。
▼期 間
7月2日(土)~8月7日(日)
▼開館時間
午前9時~午後4時30分
▼会 場
高森町歴史民俗資料館「時の駅」
▼展 示 物
寺澤畊夫の年表、
肖像写真、
ユタ日報の鉛活字、
遺品(懐中時計)
あと、時の駅って常設展示物もかなり味わい深いですから。行ったことある?