「山の寺キャンプ場」が再開にむけて絶賛整備中!安全に遊べる施設に生まれ変わります。ゴールデンウィークで遊びに行きたい!
町内でも案外知られていない、「知る人ぞ知る」的な山の寺キャンプ場は現在、整備工事のため閉鎖されています。
まるで手つかずの自然の中で野営をしているような感覚でここ数年人気が出てきた山の寺キャンプ場ですが、利用者の増加に伴って、いくつかの問題が発生するようになりました。予約が必要とは言うけど管理人がいないことによる無断利用者が増加、通路上の切株に車が乗りあげて動けなくなるケースが増加、巨石が不安定になって子供達が遊ぶのに危険な場所が増加、焚火後の放置炭が増加、石を勝手な場所に動かすことによる車の破損など、これまで見過ごしてきたことが無視できなくなってきました。
昔は町内の子供達が自然体験をする場所としても利用されていたキャンプ場ですが、管理人の不在と藪の繁茂、駐車場の不足などで、だんだんと利用頻度が減り、今ではあの場所にキャンプ場があることを知らない小学生の方が多いのではないでしょうか。
昨今のキャンプブームを受けてのタイミングだという点は否めませんが、町内の子供達が安全に自然体験をすることができる場所を後世に残したい、地元での体験を財産に成長してほしいという願いを込めて、今年度からは指定管理制度による運営に変わるようです。
現在は町発注の工事として、山吹の山之口土建さんが作業を行っています。山之口土建の社長さんがもともとキャンプ好きということもあって、雰囲気を壊さず、いかに安全な施設にするか、ノリノリで取り組んでいるそうです。
通路上に点在する石を撤去。乗用車でも通れる道に。
石は捨てるのではなく、地形ほ保全するための土留として利用。捨てるのに比べて手間のかかる作業ですが、実際に施工する山之口土建さんのアイデアです。
つまづく人が多かった切株も根こそぎ撤去。これは大きな重機がないとできない作業。
乗用車が周回できるように経路を変更。でももともとの傾斜を利用した”林間”の雰囲気は損なわれていません。
オープンはゴールデンウィーク頃になるとみられています。どんなキャンプ場に生まれ変わっているのか楽しみです。