全国自治宝くじにはいくつかの助成事業がある。その中に地域のコミュニティー活動の充実を目的とした助成がある。この2年以上に及ぶコロナ禍は、多くの人の手を必要とする地域芸能を衰退させてしまった。なにかみんなを元気づけられないかと、昨年度と今年度とこの助成事業に挑戦してみた。申し込んだのは獅子舞に合わせて舞われる『陵王の舞』の衣装制作である。
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陵王の舞は江戸時代まで舞われていたがその後衰退、平成24年に瑠璃寺の開基900年祭に合わせ復活した芸能である。現在若者たちがこの芸能を担っている。ただし衣装は手作りである。スタッフAが在り合わせの生地で作ったなんちゃって衣装を今まで使ってきた。
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さすがに陵王の衣装はフルで揃えると数百万円かかってしまう。とても揃えられるものではない。 申請は少なくとも3年は続けないと通らないと言われていたが、今年度なんと通ったのである6月に制作の発注をかけて、半年以上の歳月をかけ2月に完成し届いた。先日、発注した衣装、小物、敷物、照明器具等すべての検品が終わり、正式に使えるようになったのだ。
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さて、今日はさっそく青年たちが試着をしてみる予定である
情報提供:瀧本住職さん