お正月期間中もキャンパーが絶えない「山の寺キャンプ場」で1月2,3日にかけてお正月キャンプを楽しんだ人たちがいます。3日にはキャンプ場の広場を使って子供から大人まで餅つきで盛り上がりました。
キャンプ場なのでもち米を蒸かす火力はもちろん「薪」。
ごはんの匂いがしてきたら上手に蒸かせているしるし。
隣政寺副住職の奥様のご指導の下、約40分かけて3升3合の米を蒸かしました。蒸気が通りやすくなるように菜箸で穴をあけるのがコツ。
蒸かしあがった米は最初は杵でコネコネします。
餅つきって案外時間とのたたかいで、冷めてしまうまえについてしまわなければいけません。蒸かす時間が40分なのに対し、ついている時間は10分かそこらです。
トッピングはきな粉、白ごま、黒ごま、餡子と味変しまくりでいくらでも食べられます。3升3合を2回で約10キロの餅をつきました。
焼くとまた香ばしくて、これをお汁粉にもしました。
子どものためのイベントでもなく、大人のためのイベントでもなく、大人と子供が一緒になってただ「餅つき」を楽しんだところがいいですね!
餅米は牛牧の矢沢さんが栽培している長野県の餅米「モリモリ」と古代米の「緑米」の2種類をブレンドしたもので、当にもっちもちで甘みのある餅ができました。6升6合炊いた餅は一つとして残ることなく胃袋とお土産に消えました。
お正月に餅をつく景色もすっかり少なくなってしまったのですが、遊びの中でこんな伝統も継承していけたら面白くないですか?