高校生が議会だより編集に参加 宮田村で主権者意識高める取組み
- 2022/1/3
- 役場/議会
村政への住民参加を促し、継続的に議会活動を評価、提言してもらおうと、村議会が昨年10月に「むらびと会議」を設けました。メンバーは高校生14人を含む公募の30人からなり、議会の役割や議員定数など、議会の在り方などを話し合います。
宮田村では2016年に「むらづくり基本条例」を施行、さらに2020年に「住民参加の推進に関する条例」を施行するなどして広報誌の充実や住民への情報提供が前進しました。それでも村民の主権者意識は高まるまでには至っていないそうです。
昨年10月の衆院選では55.93%と全国投票率が戦後3番目に低い結果となりましたが、高森町は下伊那北部5町村で投票率が最下位という寂しい結果を残しています。飯田市にも負けました。数字にこだわる必要はありませんが、自分達の生活に影響を与える大事な部分を他人事と考えてしまうことの残念さは感じた方がいいと思います。
政治に限った話ではなく、町民が町のこと全般に対して、もっと興味や関心を持てるようになるといいなって思います。
信濃毎日新聞1月1日