
尾羽が赤いとヒレンジャク、黄色いとキレンジャク
ヒレンジャク(緋連雀)冬鳥
スズメ目レンジャク科レンジャク属ヒレンジャク
『高森町の動植物』に載っている鳥の中でも、特に見たい気持ちが強かったのがこの鳥です。望遠鏡を持って鳥を探し始めたのが3年前。その頃には出会える気配すらなかったのに、今年やっと出会うことができました。高森町内で撮影した92種類目はヒレンジャク。
ヒレンジャクは「冬の貴婦人」とも呼ばれる美しい野鳥です。 シュッとした冠羽と、歌舞伎の隈取のような顔つきが非常にフォトジェニックで、バードウォッチャーにも大人気。
シベリアなど北方で繁殖し、日本には冬鳥としてやってきますが、年によって飛来数に大きな波があるので、冬になったからといって毎年見れるとは限りません。北方で餌が十分にあればわざわざ南下しないってことらしいです。
ヤドリギの実が好物と言われていますが、家の近所にあるヤドリギではまだ見かけたことはありません。むしろ町内では、収穫されずに残った柿の実に集まっているところを見かけます。
連雀(れんじゃく)は、 群れで行動し、枝に「連なって」とまる様子から付けられた名前で、 尾羽が赤いと「緋(ひ)」レンジャク、尾羽が黄色だと「黄(き)」レンジャクです。

ヒレンジャク2026.1.12 高森町
1月12日、鳥撮りの先輩から、高森町内にも飛来しているという情報をいただいてその場所に行ってみると、タイミングよく群れが飛来。群れで飛ぶ様子は、シンクロ率高めでトリッキーな動きをする系。

ヒレンジャク2026.1.12 高森町
電線に並んで、柿畑の様子を伺っている感じ。にしても遠い><

ヒレンジャク2026.1.13 高森町
翌日、場所を変えて軽トラで待機。みなさん、これがヒレンジャクです。カッコいいでしょ~
柿をついばむ様子を撮るのに適した場所が見つけられず、電線のみ。息が止まるかと思うくらいドキドキしてシャッターを切りました。まだ警戒半径が分からないので、遠巻きに観察。ヒヨドリやツグミもいっぱいいましたが、ヒレンジャクが一番警戒心が強い感じで、小さなきっかけですぐどっか飛んでってしまいます。一旦いなくなっても、20分くらいでまた戻って来ましたが、この日は散歩の人が電線の下を通ったのをきっかけに観察終了。
そんで残念ながらこの日を境に、この場所でヒレンジャクをみかけることは一旦なくなりました。シビア。

ヒレンジャク2026.2.04 飯田市
高森町内でヒレンジャクをみかけなくなって何日か経過したある日、今度は飯田市内でヒレンジャク大量飛来中の情報をいただきました。高森のときより大きな群れです。

ヒレンジャク2026.2.03 飯田市
ここもやっぱり柿畑。収穫されずに残っている柿を目当てにヒヨドリやツグミも多く集まってきます。ヒレンジャクは高い電線から、同じく柿畑を餌場としているヒヨドリたちの行動を伺っているように見えます。この様子がまさに連雀。
群れの大きさ、トリッキーでシンクロ率高めな飛び方、餌場を遠くから伺う様子から、こう見えて争いごとが苦手な性格なんだなって感じます。

ヒレンジャク2026.2.06 飯田市
100羽近いヒレンジャクの群れの中に数羽いるんじゃないかっていうレアキャラのキレンジャクも撮れました。キレンジャクの方が少し大きいと言われますが、正直、わっかんないです。

キレンジャクの方が少し手前にいますが、この写真で比べてみますか。

どーですかね~。この写真じゃ判別つきません。尾羽から嘴まではほぼ一緒、トサカはご機嫌で変わりますから。

ヒレンジャク2026.2.04 飯田市
飛んでるときの方が近くに来てくれるんだけど、近くて速いからなかなかファインダーにも入らないしピントも合わない。

ヒレンジャク2026.2.06 高森町(700m)
2月9日、再び高森町内にヒレンジャクが現れました。遅れてやってきた群れなのか、飯田市から戻って来た群れなのかは分かりませんが、とっても気分がいいです。この日、この群れにキレンジャクは見つけることができませんでした。

ヒレンジャク2026.2.06 高森町(700m)
いないだろうと思っても、足を運んでみる、双眼鏡を覗いてみるっていうのが大事だなって身に染みますね。
2026/2/16追記
その後町内では、全然姿を見かけることはなくなりました。
いや~、大満足。今年はもう新しい野鳥に会えなくてもいいです。それくらい嬉しい。2026年はいい年だった。

濱島さん、いつもありがとうございます。






























