推定10歳約80kg雌
5月29日の夜から30日にかけて、大島山の鳥獣害フェンスの向こう側で熊がくくり罠にかかっていました。かかっていたのは推定10歳約80キロの雌の熊。
30日朝には県や役場の職員の方が立ち会う中、猟友会によって麻酔が打たれ、どっか遠くへ連れられて行きました。
数量調整のための捕獲許可が出ていない場合、熊は山に返されます。またすぐ出てこないように、ある程度の距離がある場所まで連れて行かれるようですが、捕獲された場所と違う山脈には連れて行っちゃいけない決まりのようで、そんな遠くまでは行かないそうです。

猟友会員の観察ポイントがちょっと興味深くて、手首足首に古傷がなかったから、過去にくくり罠で錯誤捕獲された経験はなし。また歯も痛んでなかったので、檻での錯誤捕獲歴もなし。っていう判断なんだそうです。檻に捕まると、檻をかじるので歯が痛むんだそうです。