今月の「みらいの高森をつくる会」は農地、自治会、夕映え道路~山査子プロジェクトが開発中の山査子ジャムを添えて

みらいの高森をつくる会1月定例会

みらいの高森をつくる会、1月の定例会が1月28日に開かれました。今回は、山査子プロジェクトで商品開発中の山査子ジャムの試食会も兼ねての開催でした。
ときには真剣に、ときにはゆる~く、高森町のことについて語る定例会、今月の話題は
・農地の集約化
・自治会のあり方
・下市田の夕映え道路からエスバードまでの道路整備

とても発色がきれいな山査子ジャムは、他のどのフルーツとも似ていない独特の風味が美味しかったです。今回はクラッカーに塗って頂きましたが、パンに塗っても合うと思います。
2018年から活動している山査子プロジェクトは、山査子の栽培だけにとどまらず、最近では商品開発にも力を入れているんだそうです。

農地の集約化

齋藤議員からは、農水省が推進する地域計画(人・農地プラン)の推進について情報提供がありました。
高齢化と人口減少が本格化する中で、農地の集約化や農家の確保育成をはかるために、効率化などの措置を講ずるという話。令和7年3月末までに市町村ごとに地域計画を作成して、10年後の将来に向けて具体的な取り組みをしましょうというものだそうです。
それぞれの農家さんが、ご先祖様から受け継いだ農地が簡単に「集約化」できない気がしますが、その農地が荒れ果てないためにも、耕作が難しくなったら農地バンクに登録してみるのも手かなと思いました。

自治会の在り方

これ、毎回話題にのぼるテーマです。どの地区でも常会から脱退する世帯が増えているようなんです。高齢化などが原因で、地区の役を務めることが困難になったとして、役の免除は簡単ではなく、やむなく脱退という形になっているようです。
話を難しくしているのは、”常会”を抜けるけど”区”は抜けないという構図です。一人ひとりの生活に必要な地域活動のうち、どれが”区”の活動で、どれが”常会”の活動なのか。
古くからあった”五人組”的な意味合いの強い”お組合”に対し、”区”が行政サービスを補助する機能を担っている組織なので、そもそも別物っぽいんですよね。そこに「区-常会-組合」という一連の関係性を持たせていることが、なんか、問題を複雑にしているように思いました。

エスバードんとこにラウンドアバウト?

出砂原のラウンドアバウト(環状交差点)にはもう慣れましたか?交差点に進入するときにはウインカーを出さず、出るときだけウインカー出すんですよね。そうじゃないと、ほぼずっと左折のウインカー出しっぱなしになりますからね。
さて、そんなラウンドアバウトが座光寺エスバードのちょっと上の辺にもできそうだという話です。

まだ超えるべきハードルはある様子で、実際にどんなルートになるかは分かりませんが、高森町目線で言えば、下市田区民会館の東側を走る町道259号線(通称夕映え道路)が、そのラウンドアバウトに接続することになりそうです。湯が洞街道との相性とか、気になりますね。

町議と町民をつなぐ場

「みらいの高森をつくる会」は、名前ほど大それた活動はしていません。ただ、町政の話をタブー視せずに茶飲み話として語り合いましょうという場を月に1度もうけて、なんだかんだ約2年続いています。そこには町議の方もいて、町でどんな計画が進んでいるのか、とか、ま、いろんな話が聞けて面白いです。ご縁がありましたら、皆さんも一度、どうですか?

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