里曳きも4年ぶりに復活
9日は朝7時の『湯が洞』から里曳きがスタート。例年は20件以上あるご所望が今年は11件に減ってしまいましたが、むしろ1軒1軒を丁寧に回れました。
新築祝い、進学、入学祝い、出産祝い、呼んでいただいた全てのお宅で、心を込めて精いっぱい振ります。ご所望いただいた皆様、本当にありがとうございます。
稽古が困難を極めたお囃子も復活
還暦の皆さんが奉納するお囃子は、4年ぶりの稽古が難航しました。先輩お師匠さん達も記憶が定かでなかったり、調子がでなかったりで、たった3年でこんなにも伝承が難しくなるものかと皆さんおっしゃってました。
島岡君の王様立派だった~
堂々とした所作で風格のある、カッケぇ王様でした。たった1日の、この日のためだけに、重責を感じながら長い長い稽古を重ねる王様。その苦労を知っている同年、後輩、先輩、皆の想いがお祭りに力を与えます。
先輩の清水王と久保田王に見守られながら島岡王が獅子を起こしに行くとこ。
島岡王、眠っている獅子を起こして境内まで連れてきて、無事お参りができました。お疲れ様でした。
お祭り大好き女子が頭デビュー
牛牧区では、小中学生が笛で獅子舞に参加します。このときは男女一緒なのですが、成人してお祭りに帰ってくるのは男性だけ。でも最近は「お祭りはちょっと・・・」っていう男性が多い傾向。そんな中、今年は「獅子舞やりたい」という女性が現れました。長いことで有名な牛牧の稽古に欠かさず参加し、境内で見事頭デビューを果たしました。「かっとり」もやって「かしら」もやって、頼もしい若手の一人です!
宵祭り、里曳き、本祭りとフル参戦も「も~、頭が下向いてばっかりで恥ずかし~!」と悔しがっていたほのかちゃん、来年もよろしくね!
一言メモ
「かっとり」は地域によって「こばり」とか「けろ」とも呼ばれています。