瑠璃寺の地蔵堂が解体 江戸時代に建立 子供達の遊び場
- 2021/11/13
- 地区
瑠璃寺の地蔵堂が解体されました。ご本尊は隣にできた鉄筋コンクリート造の収蔵館に収められているため、もう長いこと空っぽの状態でした。江戸時代に建立されたと言えど、質素な作りのためか文化財的な価値がないと判断され、この度解体の運びとなりました。
解体は地元の業者が行いました。重機を使えばアッという間なのですが、地元で長く親しまれた建物ということで、作業は7人がかりの手作業で行われました。彫刻の施された梁や蟇股はビンテージ家具を作る職人さんの元へ貰われてゆき、先代の住職の文字が書かれた板は、昔さんざここいらで遊んだという近所のおいさんが貰っていきました。
大島山に工場を構える有限会社竹原建材が、1年に1度の地元大島山区への奉仕作業を行っており、今回の工事は令和3年度分の奉仕作業として計画、実施されました。