武田信玄も苦労したと思う 狼煙も簡単じゃない 狼煙リレー誤報相次ぐ

高森吉田の城山公園で狼煙があがるのは11時20分だって言ってるのに、10時過ぎには「狼煙が見えた!」「うちからも見えます!」という情報が相次ぎ、慌てて城山公園に行ってみるとまだキッズ彩の皆さんが太鼓の演舞中。近所の農家の野焼きや飛行機雲を狼煙と見間違えていたようです。

さて11時20分になり、いざ狼煙が・・・
あれ?見えない、狼煙があがらない。
公園の下から見上げてみると、風で流されて散ってしまっている様子。
これで他のところから目視できるのか不安ですが、昔もいろいろあったんでしょうね。

武田信玄は生涯二百回以上も戦をしました。京都を目指して西に向かう中、徳川家康や織田信長の動きをいち早く知る必要がありました。軍隊を素早く移動させるために最短距離を結んだ「棒道」「騎馬道」と同様に「のろし」は敵の動きをいち早く伝えたり攻撃するために最も重要な手段だったのです。燃やす木や草、また鉄粉や硫黄、樟脳、火薬などをつかって色を変えて様々な情報を伝えていたそうです。

ただ、いつも狼煙に合ったコンディションとは限らず、家来の人たちも苦労したと思います。

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