再開が叶わなかった南信州グランピングTENKUの跡地ってどうなるの

営業再開を断念

南信州グランピングTENKU


町民が思っているより人気の施設だったのに
常会や議会、有線放送でご存じの方も多いと思います。2022年2月に大島山にオープンした『南信州グランピングTENKU』が正式に事業を終了したそうです。この施設は町有地を借りて営業していたので、契約上は、更地にして返すことになりますが、それも困難だということで、しばらくは建築物もそのまま置かれるそうです。道沿いの草刈りは今後、町の管理となります。

お墓の近くということもあって、町内では「あんなところでやって誰が泊まるんだ」的な声が多かったのですが、東海圏のお客さんには人気で、しっかり需要はありました。経営的にもしっかり黒字で、旅行雑誌の集計でも部門別で売上が上位にランキングされていたこともあります。

昨年12月に冬季休業ということで一旦営業を中断して、4月から再開を予定していました。春には関係者が現場の整備に取り掛かっていましたが、何らかの理由で、結局再開はならず、そのまま閉店という結果になってしまいました。

町としては、事業者に対して、構造物の撤去などの原状復旧を求めているそうですが、当面はこのまま施設が残るようです。

しっかりしたトイレもあります。

土足厳禁だった綺麗な水洗トイレとシャワールーム、グランピングの立派な施設もそのまま残っています。

気持ちの良い場所でしたが、人の手が入らないと、施設が草に飲み込まれるのに時間はそれほどかかりません。

この場所が今後どうなるのか

一つの可能性を示してくれた


町民が気づいていない高森町の需要
現状復旧が困難ということで、しばらくはこのまま町が必要な管理は行うということになりましたが、放っておくと朽ちていくだけの施設をいつまでもこのままにしておくわけにもいきません。でも施設の撤去には費用がかかります。どういう判断になるんですかね。
話は別ですが、ここがオープンするとき、出会う町民の方、ほとんどがこの場所でのグランピング営業に否定的な感想でした。だから今回も「ほらね」って思ってしまいがちですが、この施設自体は黒字経営できていました。町民目線では「誰が使うんだ」と思っても、確かに需要はあった。むしろ高森町でできることの可能性の一つを示してくれた施設だったって思います。

2022年6月に開催したチャリティイベントも大盛況。駐車場に収まり切れない車が道路に溢れたほど。

南アルプスを背にしてのジャズライブもかなり良かったですよ。大きすぎるイベントには向いていませんが、小規模のイベントで、地域に暮らす人が豊かな時間を過ごせる場所には適していると思いました。

ま~ね~、そうは言っても決まったものはしょうがない。今後、せめてここの施設が、寂しく朽ちて周囲の景観を損ねるようなことにはならないでほしいと思います。

現在、高森ドームを管理しているのは町の教育委員会。TENKUの跡地も産業課から教育委員会に管理が移行されたようです。
森の家が解体され、吉田保育園も解体の噂があります。アグリ交流センターも利用できる範囲が限定されてきたし、この雰囲気だと、アグリ交流センターは解体、高森ドームも解体で、上段道には町の施設をなくす流れにある気がしますけどね。

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