本当にやっちまったよ~3515.42mでギネス認定!準備期間の短さもギネス級。高森中学生の呼びかけに町が総力をあげて取り組んだ結果が最高!
竹樋に麺を流した最長距離
今日(2022年11月5日)ギネス認定された記録は3515.42m。これまでの記録は2016年に奈良御所市で達成された3,317mでした。200mくらい記録更新できたことになります。
予定よりスムーズに流れる
リハーサルの様子から、スタートからゴールまで約90分かかると予想されていましたが、実際には1時間を少し切るくらいの時間でゴールしました。
1束のそうめんを流し、25gがゴールできれば成功。
落ち葉などの不純物を取り除いて
結果は43g157gで見事計量パス!ただ、この記録は食べてナンボだそうで。
茹であがったあと、ゴールまでの1時間水に浸され続けた消化の良さそうなそうめんを町長が食べます。本来、企画を立てた中学生に食べてもらいたいところですが、大島川の水を生で使用しているため、種々の理由により町長が「俺が食べる」となりました。
同じ理由で、ギネス達成後もギャラリーの皆さんで食べるなんて光景はありませんでした。
このね、タッパーにミョウガ刻んで持ってきているあたりが壬生町長っぽい。
これは最後のランナー・・・じゃなくて、最後のゴールとなったそうめん。長旅お疲れ様~
小さな町だけど、いろんな得意技をもった人たちが一つになって力を合わせると、こんな短期間でギネス記録を達成できてしまうんですね。高森町の底力を感じたし、中学生の企画を叶えるために、消極的だった町民の底力を引き出した町長が、ちょっとすごいなって感じました。
おいおい、ちょっと待って
この事業、実はギネスが目的じゃないんです。中学生が竹林の問題を考える活動の一環で、竹林問題に注目してもらったり竹の利活用を考えようとして持ち上がった話なんです。
だから竹を粉砕する機械のデモも?デモが?行われていました。
これは竹を粉状になるまで粉砕できる機械
産業課林務係の松島さんによるデモ実演中
こうして粉状にまで細かくされた竹にはいろいろな使われ方があるのですが、驚くのは、これを原料に使い捨て用の食器を作ることができるということ。マイクロプラスチック問題などが話題になる時代ですから、竹がその救世主になるかも知れませんね。・・・いや、ちょっと難しいか。
何はともあれ、ギネス達成おめでとうございます。携わった皆様、大変お疲れ様でした。どなた様も理屈以上の献身があって初めて達成できた偉業だと感じました。