6年3組が止まらない!『福島の想いをつなぐプロジェクト』≦土つくる+ひまわり植える+迷路つくる+スタンプラリー+SNS+波及
もう、南小6年3組の活動が想像を次々超えてくるので驚くしかない。
この写真はひまわりの「種まき」という作業で地域の人たちへプロジェクトへの参加を呼びかけたときの様子。自分達だけでやればやれちゃうことだけど、この時点で「拡散」というこのプロジェクトの意味を理解している行動です。地域のひとたちの「応援したい」感覚を掘り起こします。
そしてこの段階ですでに6年3組は畑の土づくりを行い、地域の人たちと一緒に種を撒けばひまわりが成長するという下準備を済ませていたのです。
そして開花までの約2か月間、ともすればひまわりより背丈が伸びる雑草を取り除く作業を続けます。そして見事ひまわりは開花し、広大なひまわり畑が姿を現す訳です。
植えただけでは写真好きな人しか畑を訪れないことを分かっている6年3組はこのひまわりで巨大迷路を作ることを考えつきます。これで畑は写真に興味がなくても訪れたくなるアトラクションになったのです。
そうは言っても巨大迷路としては巨大すぎないそのサイズ感は、訪れてみると案外簡単に終わってしまう残念なものになりがちですが、そこにスタンプラリーをぶっこみます。これで迷路は出口を探すだけのものから全体を隈なく歩き回るアトラクションへと進化します。
そして訪れる人を放置しない。大事な夏休みに、6年3組のみんなは交代で畑に行き、お客さん達を案内します。いったいどの段階からここまでの行動を計画していたのか。まさに「想いをつなぐ」行動。
さらに!SNSですよ。Twitter6年3組ひまわりプロジェクトというアカウントで自らのプロジェクトを発信しているではありませんか!
テレビ、新聞でもとりあげられまくり。
Twitter上ではその活動を動画にして発信するユーザーまで現れて。
小学校の1クラスがここまで注目される活動を展開できる、そのパワーに脱帽です。この感じだと、なんだか、まだまだこれでは終わらないんじゃない?って期待しちゃいます。ハードル上がってますよ6年3組の皆さん!