今年は人里に出るのが早いぞ!ツキノワグマ目撃・被害・捕獲情報 鹿と熊の捕獲量が年々増えているのが気になるよね
今年もやってきました熊の目撃情報の季節が。
今年度の人里及び山麓における目撃、被害及び捕獲の状況は下記のとおりです。なお、今年度は既に熊3頭の捕獲許可がとれているのですが、なかなか罠にはかからないようです。鹿も相当数増えているようですが、これもまた罠になかなかかからないみたいで。
目撃等一覧
凡例:(里)は有害鳥獣侵入防止電気柵より人里側、(山)は山地側を表しています。
5 月中旬 (山)
吉田 千早原 上段道路沿いで目撃
5月23日 (山)
山吹 高森カントリークラブ山側 割岩ため池で錯誤捕獲
6月07日 (里)
吉田 月夜平西側で食痕を確認(桜に登って実を食べた跡)
6月13日 (山)
吉田 千早原 上段道路沿いで目撃
ツキノワグマは、例年7月から8月にかけて、果実などの農作物、ハチミツ(ミツバチの巣箱)等を求めて人里に降りてきます。山麓一帯はもちろん、山吹公園など中段地域までが活動範囲に含まれています。クマの移動ルートは河川沿いの樹林や段丘林です。私たちが暮らしている身近な場所でもクマが活動していることを認識してください。農作業、ウォーキング、レジャーの際、クマとの不意の出会いを避けるために、クマに人の存在を知らせる手立てをとりましょう。特に、クマの活動が活発になる夕暮れ時や早朝、夜間の外出時は十分警戒しましょう。
近年の捕獲状況
ニホンジカの捕獲数が増えていることから生息数の増加が想像できます。また電気柵より里側まで侵入しているそうです。
ニホンザルの捕獲は若い個体のみで、成獣はわなや檻を警戒して近寄りません。個体数の増加で群れの規模が拡大しているようです。
ツキノワグマは捕獲許可を積極的に申請して昨年は11頭を捕獲。これも個体数が増加している可能性が高いです。
↓去年の熊情報