予想を大幅に上回る人出!高森町ウクライナチャリティイベントがYouTube配信されてた
- 2022/6/12
- 団体/イベント
- JA南信州, STEEZ, VCトライデンツ, ウクライナ, カフェいるもんで, キッズ彩, チャリティ, ちんどん直鼓と仲間たち, パノラマビレッジ, ボルシチ, 信州たかもり熱中小学校, 南信州, 空手道禅道会, 諏訪実業高校, 鉄板居酒屋亀じぃ, 飯田OIDE長姫高校, 高校戦隊テックレンジャー, 高森町, 高森町商工会
6月11日に高森町アグリ交流センターで開催されたチャリティイベント「ウクライナの皆さんを応援しよう」、急な開催だったので100人来てくれるかどうかと不安がありましたが、結果は300人とうことで、大成功だったようです。
会場には、急なお願いに対応してくださったブースが並びました。
■ウクライナの方によるボルシチ
自分達にできることでお礼の気持ちを伝えたいとの申し出をいただき、今回はウクライナの皆さんに本場のボルシチを振舞っていただきました。なお、この調理にはアグリ交流センター2Fで営業されているカフェいるもんでの皆さんがサポートをしてくださいました。
■鉄板居酒屋亀じぃ
書き入れ時の週末を棒に振ってチャリティに参加してくださった鉄板居酒屋亀じぃさんは宇都宮焼きそばとフランクフルト。この日のために出張用の鉄板調理台を買ってしまったというから驚きます。
■信州たかもり熱中小学校
熱中小学校の皆さんは信州プレミアム牛と豚肉の焼肉を提供。この日は肉肉学会理事長の原田先生から牛肉についての授業を受けたばかりで、上手に焼けていました。この牛肉はJA南信州さんからご提供いただいたそうです。
■パノラマビレッジ
アグリ交流センター周辺で果樹園に携わるみなさんの集まり、パノラマビレッジさんはキズ無しリンゴ100%ジュースを販売していただきました。
■VCトライデンツ
南箕輪村を拠点として活動しているバレーボールチーム、VCトライデンツさんはジュレやジュース、干し芋の販売をしていただきました。
■高森町商工会
高森町商工会からは青年部の皆さんが駆けつけてくれました。まるごと収穫祭で人気のブース、焼き鳥、くじ、輪投げ、水風船を急遽用意していただきちびっこを惹きつけてくれました。誇らしげに大きなバルーンを持って走り回る子どもたち、嬉しそうでした。
ステージ発表も楽しかった!
■『ちんどん直鼓と仲間たち』
若い人たちは初めて見るであろうチンドン屋の皆さん。豊橋からお越しいただき、しかも支援金までご持参いただいていました。
■テックレンジャー
飯田下伊那のイベントでは圧倒的な集客力を誇るご存じ飯田OIDE長姫高等学校の高校戦隊テックレンジャーも急なお願いにも関わらず趣旨に賛同いただき出演してくださいました。会場を走り回っていた子どもたちもステージにくぎ付けの20分間でした。
■キッズ彩
かわいい子どもたちが力強い太鼓演奏を披露してくれました。大きなモーションで太鼓を打ち続けるのは大人でもキツいはず。最後までしっかり迫力ある音を響かせてくれました。
■STEEZ
座光寺のダンススクールSTEEZの皆さんはキレッキレのダンスを息もぴったりで披露してくれました。
■熱中小音楽がかり+健康倶楽部
熱中小からは音楽がかりと健康倶楽部の合同ステージ。熱中小学校の校歌に合わせて誰でも無理なくできる健康体操を、会場のお客さん達も一緒に体を動かしました。
■空手道禅道会
ウクライナ支部が今回の避難のきっかけでした。禅道会の皆さんは基本稽古と試し割の披露がありました。ウクライナ支部の子たちも板を割って、たまに拳が痛そうでしたが、無事全員割ることができました。最後に首席師範の小沢さんがバット2本を、しかも固定せずに手で持ったままで折るという、ちょっと考えただけで無理そうなことを見事やりとげました。
■ウクライナの方達による歌
ボルシチに続き「自分達にできることでお礼の気持ちを伝えたい」第2弾はウクライナの歌の披露です。歌詞の意味は分かりませんでしたが異国の言葉と独特な音色の音楽が素敵でした。
\ YouTubeで観れるよ!/
なんと今回、その様子がYouTubeで配信されていました。
配信を担当したのは信州たかもり熱中小学校放送委員の松島さん。
諏訪実業高校服飾科のみなさんが!
諏訪実業高校服飾科の皆さんが、支援金を届けに遥々諏訪から駆けつけてくださいました。準備期間の短いイベントだったにもかかわらず、こうして情報をキャッチして行動を起こしていただき、ありがたいですね。諏訪実業高校の皆さん、ありがとうございます。
役場職員の皆さんが雨の中
役場職員の皆さんが雨の中駐車場の誘導係をやってくださいました。数日前には駐車場にロープを張ったり白線を引いたりと事前準備も。また熱中小学校生徒さんと役場職員の皆さんはアグリ交流センターや駐車場周辺の草刈りもやって下さっています。皆さんありがとうございます。
「身近に感じた」
来場した町民の方からは、テレビや新聞では知っていたけど、今日実際にボルシチをいただいたり、歌を聞いたり、一緒に写真を撮ったりして、ウクライナから避難してこられた皆さんを身近に感じることができましたという感想がありました。避難者の皆さんも、関係者だけでなく一般の町民の皆さんと触れ合うことができてよかったような気がします。
最後に
ウクライナ避難民チャリティイベント実行委員会主催という、どこか不思議なイベントでしたが、高森町と周辺市町村の皆さんの力があれば、こんなイベントが急ごしらえでできてしまうという、地域コミュニティの力強さを感じるイベントだったと思います。集まった支援金は熱中小学校事務局でまとめて役場に届けられるそうです。