好天の下、絶好の桜のタイミングで陵王が舞った!獅子花はウクライナ難民支援カラーで平和祈念~大島山はコロナ配慮しつつお祭りの火は絶やさない!
むしろ暑いくらいの好天に恵まれ、「コロナじゃなかったら!」と悔しいほど桜とのタイミングがばっちりの今日、大島山の瑠璃寺で陵王の舞が奉納・披露されました。
大変優雅でダイナミックな舞でした。あちこちで伝統芸能の継承が途絶えそうになっている中、大島山区では、これまで長い間途絶えていた「陵王の舞」を地元の若者が復活させるという頼もしい動きが起きています。
また、南信州の屋台獅子の源流と言われる獅子舞も、伝統を継承しつづけるために、コロナ感染原因となりかねない屋台や幌は使わず、宇天王と頭のみで所作の再現だけは行われました。むしろ頭の振り手がいつも幌の中でどんな動きをしているか見ることができる貴重な機会だったかもしれません。コロナが収束していることを願って5月15日に改めて屋台まで含めたフルパッケージの獅子舞が奉納されるそうです。
こうしてお祭りが開催できるのも平和があってこそ。今年の獅子花は特別にウクライナの国旗を模し配色になっており、ウクライナからの難民支援のための募金を兼ねていました。集まった支援金は、1円でも多く有効に使われるようにと、大使館へ直接届けられるそうです。
コロナ、戦争と暗い話題が多い中ですが、大島山区は元気です!
情報提供:佐々木さん、青山さん