議会だよりをつまみぐい 「陳情」って実際どんな感じなの? 9月議会に挙げられた陳情・意見書
- 2021/12/2
- 役場/議会
12月議会にかけられる陳情や請願が11月19日に締め切られました。ま、9割以上の町民が知らんことだと思いますが。え?だよね。
陳情ってどんなものが届けられているのか9月の議会だよりからご紹介します。
【陳情-不採択】賛成2/反対10
「消費税の適格請求書(インボイス)等保存方式導入の中止を求める」
売上高が1,000万円以下の事業者は免除されていた消費税の納税が免除されなくなるので零細事業者には厳しい。
【陳情-採択】
「新型コロナの影響から中小企業の営業と生活を守るため、地方創生臨時交付金などの活用を求める」
傷病手当給付金の支給対象に個人事業主を加えてほしい。影響を被る事業者の営業存続を支援する制度の継続・拡充をしてほしい。地方税滞納処分の納税緩和措置を住民に周知、積極的な活用をしてほしい。
【意見書-可決】
「コロナ禍による厳しい財政状況に対し地方税財源の充実を求める」
財政需要の増嵩が見込まれる社会保障等への対応に迫られており、地方税財源の充実が不可欠であるため国へ要望するもの。
ちなみに不採択だったインボイスの件に対する賛成意見としては、「大企業や富裕層に税負担を求めて、零細事業者の免税は継続すべき。」というようなもので、反対意見としては、「消費者は消費税を払っている。事業者が事務負担を理由に納税を拒否するのはいかがか。」というようなものでした。