
中村先生の採点は68点
マニフェスト自己評価
”道半ば”なことがあるのでもう1期
2025年10月9日(木)、福祉センター2階大ホールで、壬生町長が「町政報告及びマニフェスト自己評価会」を開催しました。
会場には約200人が集まって、大ホールに用意された席がほぼ埋まりました。約100人だった4年前と比べて、町長の今後や町政に関心を持つ人が増えているんだと感じました。
会の後半では、壬生町長が来期の町長選に出馬する意思があることを発表しました。できれば選挙になることが望ましいとした上で、議員や町長のなり手育成のために政治塾を開くことも検討しているようでした。
行政アドバイザーの中村先生の採点は68点。前期は85点だったので、だいぶ下がっちゃった。か、壬生町長への期待値が高くなってしまった結果なのか。壬生町長は「マニフェストの作り方間違った」って言ってました。
これまでの活動報告
町長2期目以降の主な活動
南信州SBPクラブ
「柿丸くん焼き」を販売開始
人材育成の一環で、未来の大人(こどもたち)にビジネス手法で地域課題を解決することを体験してもらう活動。柿丸くんをモチーフにした大判焼きを開発、各種イベントで販売実績を重ね、地域の活性化に向けて活動しました。
町内保育園の改修など
子ども子育て会議からの答申をうけ、認定こども園パドマと高森あかり保育園が開園、下市田保育園の改修が完了、山吹保育園の改修も計画を進めています。
信州たかもり熱中小学校から
南信州みらい創生塾へ
大人の社会人学校として始まった「信州たかもり熱中小学校」の事業を見直し、地元企業に勤務する若者向けの学びの場として「南信州みらい創生塾」に変化しました。若者が、様々な立場での地域に対する考え方を知り、同世代で語り合う有意義な機会を提供できました。
山吹ほたるパークサッカー場
県サッカー協会からの要望がきっかけとなり、サッカー場やクラブハウスが完成。山吹ほたるパークが、多機能を有する新たな都市公園として生まれ変わりました。
信州たかもり温泉湯が洞御大の館改修
リニア中央新幹線の開業や三遠南信自動車道の開通に向け、施設を「町民の福祉施設」だけではなく「地域内観光」「町全体の誘客中核施設」としての機能をもたせる構想を策定しました。2年がかりの改修工事を経て、指定管理方式で民間事業者による運営にする予定です。
山吹下川原未来ビジョン策定
山吹下川原地域は、大型商業施設の集積が見られ、またサッカー場やMIZBEステーションなどの環境整備が進んでいます。今後は、官民一体となって計画的な地域発展を進めます。
高森町の新たな取組み
- 小中学校学用品費の無償化、校外活動費の補助、保育園での主食費の無償化
28,218,000円/2,575,000円 - たかもりこども家庭センターの設置
20,486,000円 - 町道Ⅰ-1号線拡幅改良事業
100,000,000円 - 町道Ⅰ-6号線拡幅改良事業
30,300,000円
マニフェスト自己評価
壬生しょうげん7つのPLAN
PLAN① 自己評価「4」
地域に根差した「人材育成」
小学5年生から中学3年生までの一貫した「地域人材育成プログラム」の取り組みが継続できた。
南信州SBPクラブ設立によって学校とは違う視点での地域探求学習を実施している。
熱中小学校の取組みを進化させた南信州みらい創生塾を開校。
PLAN② 自己評価「3.5」
自治と協働「みんなで動かす」元気なまち
町民主体のまちづくり活動支援事業補助金が地域の環境整備などに利活用されている。
ふるさと納税の事業管理を町内事業所で完結させることで成果とメリットが多かった。
山吹ほたるパークの指定管理について検討を重ねる一方、アグリ交流センター等、老朽化が進む施設について、収益性のある利用方法が見つからない。
まちづくり懇談会は町内21地区に加え、17団体との懇談を追加して、まちくりに対する取組を考える良い機会となっている。
PLAN③ 自己評価「3.8」
優しい子育て、思いやりの心で助け合う
こども家庭センターを設置し、専門員による相談体制を強化した。
町内3校が長野県のウェルビーイング実践校に指定された。
保育園の再編や改修が計画通りに実施できた。
教材費や校外活動費の一部を町負担とした。
高齢者の外出支援として寿タクシーが利用されている。
保育園での主食を町提供に切り替えた。
PLAN④ 自己評価「3.75」
2050年カーボンニュートラルへ挑戦
里山の針葉樹林の整備が進んだとは言い難いが、小中学生による竹林への取組みは一定の効果があった。
バイオマス発電は許認可の取得ができなかった。
公共施設の再エネ転換が進んだ。
再エネ加速化交付金を利用し、太陽光発電設置補助事業を開始した。
生ごみ分別の実証実験をスタートさせた。
PLAN⑤ 自己評価「3.5」
リニア自体を見据えた拠点と道線の整備
予定した施設整備はおおむね順調に進めることができた。
観光協会を設置、灯籠流し花火大会の運営、果物狩り、音楽祭の運営を行っている。
周辺5市町村と連携して国道153号線の整備に関する検討を始めている。
PLAN⑥ 自己評価「3.25」
住みやすい働きがいのある町で人口減抑制
リニア開通に向けて、都市計画マスタープランを作成、山吹から下市田の立地適正化計画の策定に着手。
しごと未来フェアは参加企業が増えており、保護者の参加も呼び掛けている。
リニアガイドウェイ製作工場の用地賃貸借契約が延期となり、企業誘致は当面困難。
PLAN⑦ 自己採点「3.25」
見える分かりやすい行財政経営
予算の公開ヒアリング、施策評価会議を実施、町民の声を反映させた事業の見直しができた。
ICT活用による行政効率向上は順次実施することができている。
福祉センターは地域交流センターとして建替えになる。
まちづくり懇談会以外でも様々な団体との直接対話をできる限り行った。

4年前の高森町は町長だけが元気というイメージがあったけど、今は町民や議会もかなり活発になってきた。
「町民主体」という感覚が町民に浸透し始めたような感じ。






























