2024.10.29撮影
野鳥愛好家に人気の冬鳥
ジョウビタキ
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属ジョウビタキ
秋から春にかけて日本に渡ってくる人気の冬鳥です。ユーラシア大陸東部が主な繁殖地で、秋から冬にかけて温暖な地域に移動して越冬します。日本では主に本州、四国、九州に渡来し、都市部の公園や庭先、農耕地、林などで見られます。比較的人に慣れやすく、住宅地でも見かけることがあります。
名前の「ジョウ(尉)」は雄の成鳥の頭部が白く、昔の武士の白髪頭を連想させることに由来しているそうです。
2024.10.30撮影
これがメス。オスとメスがほぼ同じ模様だったり、まったく違ったりっていう鳥もいますが、ジョウビタキは同じ具合と違い具合がちょうど良くて好きです。
2024.10.31撮影
高森町の動植物では177ページ。
秋、いち早く北の地域からやってくる冬鳥です。西山地の明るい林にもいますが、人家や農耕地などの果樹や庭木に止まり、「ヒッ・ヒッ」と短い声で鳴いている姿を見たことがある人は多いと思います。地面や木の陰で虫を見つけ、捕まえて暮らしています。冬の間も雄雌に関係なくお互いに縄張りを持つので、追い合いをしたり、ガラス窓に写る自分の姿を相手だと思ってガラスに体当たりをすることもしばしばみられます。高森町では今のところ冬鳥ですが、最近、八ヶ岳山麓では繁殖が確認され、留鳥の仲間入りをしているので、そのうち町内で繁殖が確認できるようになるかもしれません。
2024.11.1撮影
ジョウビタキを撮っていて、お!腕があがったか?と思ったんですけど、人に対する警戒心が薄めなので撮りやすいんですって。どーりで。
2024.11.1撮影
エナガやメジロは動きまくるのでなかなかシャッターチャンスがやってこないのですが、そんなときはジョウビタキを撮って癒されます。かわいー
2024.11.6撮影
2024.11.8撮影
2024.12.30撮影
2025.1.1撮影
2025.1.13撮影
とはいえ一朝一夕には撮れない
2024.10.27撮影
一週間くらい前から声が聞こえると思っていて、最初に撮れた写真がこれ。遠くの影を撮ってみて「うん、間違いない、渡ってきたな。」って感じ。
2024.10.28撮影
翌日同じ場所で少しコンディションが良く撮れた写真がこれ。「まぁまぁ、撮れました。」的な。でも電線に止まる写真て味気ないんだよな~
2024.10.29撮影
渡ってきたことが確認できて、どの辺に出没するかが分かったところで行動を予想。早起きして待ち伏せ。で、今朝撮れたのがコレ。まだ薄暗いうちからよく撮れたと思って。会心の一枚ですわ。同じカメラなんですけどね、鳥撮りは行動パターンを観察して待ち伏せが大事ってことを感じます。
観察対象としては留鳥の存在もありがたいけど、秋の渡りシーズンは賑やかで観察も楽しいです。渡り鳥の来町を時系列にしてみました(あくまで自分で見つけた順番ですけど)
ノビタキ 9月25日確認
南国への渡りの途中に立ち寄るだけ。10月中旬以降見んので、もういなくなっちゃったかな。
メボソムシクイ 10月8日確認
高原から下りてきて、南国への渡りの途中に通過するだけ。この写真が最初で最後の1枚。
オシドリ 10月11日確認
冬鳥だけど、高森の水がお気に召さなかったのか、この日以降一度もみかけず。
マガモ 10月24日確認
冬鳥。いまんとこ、たま~に見かけます。10月29日時点ではまだ1ペアしか見たことないです。
ジョウビタキ 10月26日確認
冬鳥。これからそこらべったり見るようになります。