ブラタカモリ 歩けば町が見えてくる 廃道探訪① TAKART26
- 2021/11/3
- 団体/イベント

廃道とは、外見上使用が放棄された道路及びこれを構成する橋などの遺構を指します。
新しい道路ができれば、古い道は使われなくなり、やがて廃道になります。
風景の一部になってしまい、普段は目も向かない廃道ですが、その跡はかつての地形や姿をとどめています。
【町道中央線】
1 胡麻目川の旧道
昭和60年6月の町道中央線胡麻目川大橋完成に伴い廃道したかつてのルートです。
新設の中央線が旧ルートを寸断している。 胡麻目川をオメガカーブで迂回している。 右手の億に延びる道が旧ルート
2 旧中央線の築堤
旧市田村と山吹村を結ぶ町道中央線は、高森町の誕生から3年半後の昭和35年(1960)12月に開通しました。山を削り、築堤や掘割工事を行い、それまでの曲がりくねった道をまっすぐに通す作業は、当時としては一大プロジェクトでした。
中央線(新道)により寸断されている。 中央線を通すため掘割で寸断された旧道。 かつては上部の築堤部とつながっていた。
ナビゲーター:松島高根さん
次回:中央自動車道
★TAKART 2021 JUL Vol.26「ブラタカモリ」より
一気読みしたい方は冊子を入手してください。町内のあちらこちらに置いてあります。